【2026年最新】ファベックス(FABEX東京2026)とは?来場すべき企業やメリットを徹底解説

2026/03/31

「展示会に行っても、カタログをもらって終わり」そんな経験をしたことがある食品業界の方は多いのではないでしょうか。

しかしファベックスは、そういった展示会とは一線を画します。

ファベックスは、食品製造・加工・流通に関わる企業が一堂に集まる、国内最大規模の食品関連展示会のひとつです。

原材料から製造設備・OEM・省力化機器まで、食品ビジネスに必要な情報と商談機会がひとつの会場に集約されており、「課題を持って来場すれば、答えが見つかる場所」として業界内での評価が高まっています。

特に近年は、人手不足・原材料高騰・工場の自動化・サステナビリティといった業界共通の課題がテーマとして前面に出ており、単なる新商品発表の場を超えた「経営課題の解決策を探す場」として機能しています。

この記事では、ファベックスの概要・来場するメリット・出展カテゴリ・来場をおすすめする企業のタイプまで、初めての方にもわかりやすく解説します。展示会への参加を検討している食品業界の方は、ぜひ最後までご覧ください。

ファベックス(FABEX東京2026)とは?まずは概要をわかりやすく解説

ファベックス(fabex)の概要

ファベックス(FABEX東京2026)は、食品の製造・加工・流通・外食・中食に関わるあらゆる分野を網羅した総合食品展示会です。

正式名称は「食品開発展・惣菜・デリカJAPAN・外食産業展」などの複数展示会で構成された複合イベントで、東京ビッグサイトを会場に毎年開催されています。

ファベックスは、食のトレンドを牽引する4つの専門展示会で構成されており、それぞれ属性の違ったブースが出展されています。

項目内容
ファベックス(FABEX東京2026)拡大傾向にある惣菜・中食業界の課題を解決するため、変化する市場に徹底的にアプローチ
デザート・スイーツ&ベーカリー展新しい発想や技術を発信し、高まるニーズに応えるデザート・ベーカリー・カフェ分野に特化した専門性の高い展示会
お米未来展日本の食生活を支える「お米・お米製品」の消費拡大に向けた、最適なソリューション提案や需要創造の機会を提供
食品&飲料 OEM Expo委託先と受託先を結ぶ、PB(プライベートブランド)やOEMに特化した専門展示会

ファベックス(FABEX東京2026)の開催概要

ファベックスのそれぞれの開催概要は以下の通りです。

これらは同時開催予定の「デザート・スイーツ&ベーカリー展」や「お米未来展」も共通です。

  • 日程:2026年4月15日(水)〜17日(金) 10:00 〜17:00 (3日間共通)
  • 会場:東京ビッグサイト
  • 入場料:5,000円(業界関係者のみ入場可、招待券持参、事前来場登録は無料)
  • 主催:日本食糧新聞社
  • 事前来場登録:特設ページ

ファベックスと他の食品展示会との違い

食品関連の展示会は国内にいくつか存在しますが、ファベックスが際立つのは「川上から川下まで、ひとつの会場で完結する網羅性」です。

製造設備・省力化機器・OEM・原材料・加工技術まで、食品製造の現場に直結したテーマが充実しているのが特徴です。

「新しい商品を作りたい」「製造ラインの効率を上げたい」「コストを下げたい」といった製造・開発側の課題を抱えた企業にとって、ファベックスは特に相性の良い展示会です。

また、機器の実機展示が多く、現場担当者が実際に見て・触れて判断できる点も大きな差別化要素になっています。

ファベックスに来場する3つのメリット

ファベックス(fabex)に来場するメリット

展示会への参加には時間とコストがかかります。それでもファベックスに来場する価値があるのは、以下の3つのメリットがあるからです。

  • 最新トレンド・新商品を一度に把握できる
  • 直接商談ができる(その場で具体的な話が進む)
  • 設備・機械・原材料を”実機”で確認できる

最新トレンド・新商品を一度に把握できる

食品業界のトレンドは、原材料の価格変動・消費者ニーズの変化・規制の動向などによって素早く変化します。

通常、これらの情報を集めるには、各社のウェブサイトを巡回したり、業界誌を読んだり、個別の商談を重ねたりする必要があります。

ファベックスに来場すれば、最新の製品・技術・素材・トレンドを1〜2日で一気に把握できます

競合他社がどんな方向性に動いているか、市場でどんな価値訴求が増えているかを、展示の内容から直接読み取ることができます。情報収集の効率という観点からも、来場する価値は十分にあります。

直接商談ができる

展示会の最大の強みは、担当者と直接話せることです。

ウェブサイトや資料だけでは見えてこない「実際の導入事例」「価格感」「カスタマイズの可否」「納期」といった具体的な情報をその場で確認できます。

さらに、展示会には各社の製品知識が豊富な担当者が集まっています。

自社の課題を率直に伝えることで、カタログには載っていない提案を引き出せることもあります。

後日のアポイント取得・見積もり依頼・サンプル取り寄せといった次のステップにスムーズに進めるのも、展示会商談ならではのメリットです。

設備・機械・原材料を実機で確認できる

ファベックスでは、多くの出展社が実機を持ち込んでデモンストレーションを行っています。

本来、食品製造設備や省力化機器は、スペック表や動画だけでは判断しきれない部分があります。

実際に稼働している様子を見て、操作性・音・サイズ感・仕上がりのクオリティを自分の目で確かめることが、導入判断の確度を高めます。

「この設備を入れたら自社のラインに合うか」「この原材料は想定していた品質に近いか」こうした判断を、現場感覚を持ったまま行えるのがファベックス来場の大きなメリットです。

ファベックスの主な出展カテゴリ

ファベックス(fabex)の出典カテゴリ一覧

ファベックスは複数の展示会が同時開催される複合イベントです。

出展カテゴリを事前に把握しておくことで、限られた時間を効率よく使えます。

食品・食材ゾーン

加工食品・惣菜・冷凍食品・調味料・素材原料など、食品そのものに関連する出展が集まるゾーンです。

新素材・機能性食品・植物性代替食品など、近年のトレンドに沿った新商品の発表も多く、商品開発担当者や調達担当者にとって情報収集の宝庫になっています。

OEMや受託製造の相談窓口を設けている出展社も多く、新商品開発の起点となる出会いが生まれやすいゾーンです。

製造機械・省力化設備ゾーン

食品製造ラインに使われる各種機械・設備が集まるゾーンです。包あん機・成形機・包装機・搬送設備・計量機・洗浄機など、工程別に幅広い製品が揃っています。

実機デモが多く、稼働状況を目の前で確認できるため、設備導入の検討段階にある企業に特におすすめのゾーンです。

複数の機器メーカーを一度に比較できる点も大きな魅力です。

OEM・PB開発ゾーン

自社ブランド製品の開発を受託するOEMメーカーや、プライベートブランド(PB)向けの製造事業者が集まるゾーンです。

「新しいカテゴリの商品を自社ブランドで出したいが、製造設備がない」という企業にとって、信頼できるパートナーを探せる場所です。

製造ロットの下限・対応可能な品目・品質管理体制などを直接確認できる機会として活用できます。

人手不足対策・自動化関連分野

近年、ファベックスで特に注目度が高まっているのがこのカテゴリです。

ロボット・IoT・AI・センシング技術を活用した食品製造ラインの省人化・自動化に関する展示が増えています。

採用難・人件費上昇という業界共通の課題に対して、設備・システムで解決策を提示する出展社が集まっており、製造現場の責任者・経営者が足を運ぶ価値の高いゾーンです。

近年のファベックスの傾向|注目されるテーマとは?

ファベックスに来場するなら、事前に「今年は何が注目されているか」を把握しておくことで、効率的な情報収集ができます。近年の傾向を4つに整理します。

原材料高騰への対応策

小麦・油脂・包材・エネルギーコストの上昇は、食品メーカーの収益を直撃する問題として継続しています。

ファベックスでは、代替原材料の提案・コスト削減に貢献する製造技術・歩留まり改善につながる設備など、原価圧縮に直結する展示が増えています。

「値上げ以外の方法でコストを吸収したい」と考える企業にとって、具体的なヒントを得られる展示が充実しています。

人手不足と省力化

食品製造業は慢性的な人手不足に直面しており、「採用できても定着しない」「繁忙期に回らない」という声が現場から絶えません。こうした背景から、1台で複数工程をカバーする設備・段取り時間を短縮する機器・熟練不要で操作できるシステムへの関心が高まっています。ファベックスでは、こうした省力化に直結する製品の展示とデモが増加傾向にあります。

食品工場の自動化・DX化

単純な機械化にとどまらず、生産管理システム・トレーサビリティ・需要予測AIなど、工場全体をデジタルで最適化するDXの文脈での展示も増えています。

設備単体の導入から、ライン全体の情報連携まで視野に入れたソリューション提案が増えており、「自動化の次」を考えている企業向けの展示が充実しています。

持続可能性(サステナビリティ)

フードロス削減・環境負荷の低い包材・植物性原材料の活用など、サステナビリティに関連した展示が年々増加しています。

消費者・取引先・投資家からの要請を受けて、食品業界でもESGへの対応が加速しており、ファベックスはその最新動向を把握できる場になっています。

ファベックスへの来場をおすすめする企業

ファベックス(fabex)が開催される会場東京ビックサイト付近の駅

ファベックスは食品業界の幅広い課題に対応した展示会ですが、特に来場価値が高い企業のタイプを紹介します。自社と照らし合わせて確認してみてください。

生産効率を上げたい食品メーカー

「同じ人数でもっと多く作りたい」「工程の無駄を減らしたい」という課題を持つ食品メーカーにとって、ファベックスは解決策の宝庫です。

製造機械・省力化設備ゾーンでは、工程別に最適な設備を比較検討できるため、自社ラインの改善ポイントが明確になります。

実機デモを通じて「本当に使えるか」を自分の目で判断できる点が、カタログ検討と大きく異なります。

少人数で回る製造ラインを作りたい企業

人手不足の企業の課題解決の場所にもなります。

「採用が難しい・ベテランが退職した・コアな業務に人員を集中させたい」こうした事情から「少人数でも安定稼働できるライン」を目指している企業には、自動化・省力化設備の展示が直接参考になります。

どの工程から着手すべきかの優先順位づけや、投資対効果のイメージを固める場として活用できます。

補助金活用を検討している企業

カタログ補助金などの制度を活用して設備投資を進めたい企業にとって、ファベックスは「補助対象になる製品を実際に見て比較できる場」としておすすめです。

補助金の申請には製品選定が前提になるため、展示会で実機確認・担当者との対話を経て選定の精度を高めることは、採択後の満足度向上にも直結します。

新規事業・新商品開発を検討中の企業

新しいカテゴリへの参入やPB開発を検討している企業は、OEM・食品素材ゾーンで有力なパートナーと出会える可能性があります。

「こんな商品を作りたいが、製造できるパートナーが見つからない」という段階から相談できる出展社が多く、展示会をきっかけに開発が動き出すケースも珍しくありません。

株式会社コバードはデザート・スイーツ & ベーカリー展に出展予定

コバード株式会社のコーポレートロゴ

食品製造ラインの省力化・自動化を検討している方に注目していただきたいのが、株式会社コバードのブースです。

コバードは食品向け包あん機・成形機のリーディングカンパニーとして、食品製造現場の課題解決に長年取り組んできた実績を持ちます。

今回、コバードは日本最大級のデザート専門展である「デザート・スイーツ&ベーカリー展」に出展いたします。

デザート・ベーカリー関連の商品を製造・販売している事業者様やカフェビジネスを展開している事業者様はぜひ一度コバードのブースにお立ち寄りください。

コバードがファベックスで出展予定の製品・技術分野

別展示会の過去の展示風景

コバードが出展する製品は、食品製造ラインの定型工程を自動化する機器が中心です。

会場では、以下の機種によるデモンストレーションを実施いたします。

項目内容
包あん成形機ロボセブンシリーズ和洋菓子・パン・惣菜・冷凍食品などあらゆる食品に対応。1,200~14,400/時の生産が可能。
包成機マジックハンドシリーズ 人間の手による丸め包み動作を機械化し、生地を傷めず包あんできる機械。ルーツ大福や餅アイス、ガナッシュチョコレートやニラ饅頭といった、餡・クリーム・固形物の包み込みが可能。
超音波カッター 超音波振動で人の手では困難な断面が美しい仕上がりになるカットを実現できる。
シート成形機 ゼロプレッシャーモルダ KZPM 独自の「ひっぱり成形方式」を採用。粘着性の高い餡や柔らかいムースなどを連続的に均一なシート状に成形できる。

デザート・スイーツ & ベーカリー展のブースででコバードに相談できること

別展示会の過去の出展風景

コバードのブースに足を運んでいただくと、製品紹介だけでなく、製造現場の課題に応じた具体的な改善提案を受けることができます。

特に以下のような課題を抱えている企業には、有益な情報が得られます。

  • 包あん・成形工程に複数人の手作業が必要で、人件費が重い
  • ベテランが辞めると品質が安定しなくなる
  • 生産量を増やしたいが人員を増やす余裕がない
  • 補助金を活用して設備投資を検討しているが、どの機種が自社に合うかわからない

これらの課題に対して、実際の機器を前にしながら担当者と対話できる機会です。

展示会という場だからこそ、カタログや資料では伝わらない「実際の稼働感」「他社の導入事例」「自社ラインへの適合イメージ」まで踏み込んだ話ができます。

まとめ

ファベックスは「なんとなく業界の動向を知る場所」ではありません。

来場の目的を明確にして臨めば、自社の経営課題に対する具体的な解決策の選択肢を得て、意思決定を前に進められる場です。

原材料コストの上昇・人手不足・製造ラインの自動化・新商品開発・食品業界が共通して直面するこれらの課題に対して、最新の技術・設備・素材・パートナーが一堂に集まるのがファベックスの最大の価値です。

設備導入を検討している企業は実機を見て比較できる機会として、補助金活用を考えている企業は対象製品の確認と担当者への相談の場として、新商品開発を模索している企業はOEMパートナー探しの起点として、それぞれの目的に合わせた活用ができます。

来場前に「自社が解決したい課題は何か」を一つ明確にしておくだけで、展示会の価値は何倍にも高まります。

ぜひファベックスを、次の一手を決める場として活用してください