2025年開催の食品展示会の一覧!来場のメリットやコバード出展イベントを紹介
2025年下半期だけで30件以上開催される食品展示会。
FOOMA JAPANやファベックス関西など、業界最大級のイベントが目白押しです。
しかし、「どの展示会に参加すべきか分からない」「展示会で何を得られるのか不安」と感じている食品関係者の方も多いのではないでしょうか。
実は、食品展示会は単に新商品を見るだけの場ではありません。
最新トレンドの把握、新規取引先の開拓、そして自社の課題解決に直結するソリューションの発見など、事業成長に欠かせない情報とチャンスが集約された「宝の山」なのです。
そこで本記事では、2025年下半期に開催される主要食品展示会の情報や展示会の参加で得られる具体的なメリットについて解説します。
また、各食品展示会に出展している「創業130年の老舗食品機械メーカー・株式会社コバード」の展示情報についても解説します。
2025年に開催予定の食品展示会一覧
2025年6月以降に開催予定の食品展示会は以下の通りです。
展示会名 | 開催期間 | 特徴 | 公式サイトURL |
---|---|---|---|
FOOMA JAPAN 2025(食品製造総合展) | 2025年6月10日~13日 | 世界最大級の食品製造総合展。約1,000社以上が出展 | https://www.foomajapan.jp/ |
第4回 Good Foods EXPO 夏(ライフスタイルWeek 夏) | 2025年7月2日~4日 | 食品・飲料・健康食品など多彩な“食”関連商材が集まる展示会。 | https://www.lifestyle-expo.jp/summer/ja-jp/about/goodfoods.html |
「食の魅力」発見商談会2025 | 2025年7月4日 | 東京都内の中小食品関連事業者とバイヤーの商談会。 | https://www.food-hakken.com/ |
第4回 Good Foods EXPO 夏(ライフスタイルWeek 夏) | 2025年7月2日~4日 | 食品・飲料・健康食品など多彩な“食”関連商材が集まる展示会。 | https://www.lifestyle-expo.jp/summer/ja-jp/about/goodfoods.html |
「食の魅力」発見商談会2025 | 2025年7月4日 | 東京都内の中小食品関連事業者とバイヤーの商談会。 | https://www.food-hakken.com/ |
アグリフードEXPO東京2025 | 2025年8月20日~21日 | 国産農産物・加工品に特化した展示商談会。 | https://agrifood-expo.jp/ |
ジャパンインターナショナルシーフードショー2025 | 2025年8月20日~22日 | 水産業界最大級のシーフード専門展示会。 | https://seafoodshow-japan.com/tokyo/ |
フードストア ソリューションズフェア2025 | 2025年9月4日~5日 | 食品小売・流通業界向けの最新ソリューションが集まる専門展。 | https://www.foodstore-s.jp/ |
第4回 Good Foods EXPO 関西(ライフスタイルWeek 関西) | 2025年9月24日~26日 | 関西エリアで開催される“食”関連商材の総合展示会。 | https://www.lifestyle-expo.jp/kansai/ja-jp/about/fd.html |
FOOD STYLE Japan 2025 | 2025年9月25日~26日 | 食品業界のバイヤーとメーカーをつなぐ商談型展示会。 | https://foodstyle.jp/tokyo/ |
第10回国際・6次産業化EXPO(同時開催・農業Week) | 2025年10月1日~3日 | 農業の6次産業化に関する製品・サービスを紹介する専門展。 | https://shokuhin-oem.jp/event/detail125/ |
第15回農業Week | 2025年10月1日~3日 | 農業資材・技術・サービスが一堂に集まる日本最大級の農業総合展。 | https://www.m-messe.co.jp/event/detail/7935 |
FOOD展2025 | 2025年10月15日~17日 | 弁当・惣菜・冷凍食品業界の最新トレンドと技術が集結。 | https://www.food-exhibition.info/ |
食品開発展2025 | 2025年10月15日~17日 | 食品の開発・品質・機能性に関する専門展示会。 | https://hijapan.info/ |
通販食品展示商談会2025 | 2025年10月29日~30日 | 通販・EC向け食品・飲料の専門展示商談会。 | https://tsuhanexpo.com/ |
地方銀行フードセレクション2025 | 2025年11月13日~14日 | 地方銀行と連携した食品・飲料の販路拡大商談会。 | https://www.food-selection.com/ |
FOOD STYLE 九州2025 | 2025年11月19日~20日 | 九州エリアの食品業界向け商談展示会。 | https://foodstyle.jp/kyushu/ |
焼肉ビジネスフェア2025 大阪 | 2025年11月26日~27日 | 焼肉業界に特化した専門展示会。 | https://gaisyokusolutionexpo.com/ |
ファベックス関西2025 | 2025年11月26日~28日 | 関西最大級の業務用食品・食材・機器の専門展。 | https://kansai.fabex.jp/outline/fabex.html |
JFEX 冬(第7回国際食品・飲料商談Week) | 2025年12月3日~5日 | 食品・飲料業界の冬季国際商談展示会。 | https://www.jfex.jp/jfex/ja-jp.html |
第11回“日本の食品”輸出EXPO | 2025年12月3日~5日 | 日本産食品の輸出拡大を目指す冬季専門展。 | https://www.jfex.jp/jpfood/ja-jp.html |
第2回[国際]食品物流EXPO(フードロジックス) | 2025年12月3日~5日 | 食品物流に特化した冬季展示会。 | https://www.jfex.jp/foodlogix/ja-jp.html |
第10回ドリンクジャパン | 2025年12月3日~5日 | 飲料・液状食品の製造・開発に関する専門展示会。 | https://www.drinkjapan.jp/ja-jp/visit.html |
食品工場Week 東京 | 2025年12月3日~5日 | 食品工場の自動化・省人化・効率化技術が集結。 | https://www.foodtechjapan.jp/hub/ja-jp.html |
飲食業界イノベーションWeek 東京(スマートレストランEXPO等) | 2025年12月3日~5日 | 飲食業界の最新DX・イノベーション技術の展示会。 | https://www.foodtechjapan.jp/riw/ja-jp/about/sre.html |
2025年の下半期だけでもこれだけの食品展示会が開催されます。
時期によって、イベントの出展企業やセミナー内容は未定ですが、詳細については上記の表の「公式サイトURL」からご確認ください。
来場者はほとんど無料で参加できるので、食品加工の業務効率化を目指している工場や企業様は展示会情報を確認してみてください。
食品展示会に来場する3つのメリット
ここまで2025年の下半期で開催予定の食品展示会について解説しましたが、食品展示会は単に機械を実際に目で確かめられるだけでなく、他にもメリットがあります。
食品展示会に来場する3つのメリットは、以下の通りです。
・最新の食品トレンド・商品を一度に比較できる
・仕入れ・取引先の発掘チャンス
・販促・商品開発のヒントが得られる
それでは詳しく解説します。
最新の食品トレンド・商品を一度に比較できる
食品展示会の最大の利点は、同じテーマの製品が1カ所に集まる点です。
機能性表示食品やプラントベース、SDGs包装など、今年のキーワードを横並びで比較できるため、市場全体の最新のトレンドを短時間で把握できます。
試食やデモ調理、セミナーイベントが豊富なので、スペック表だけでは分からない味・香り・操作感だけでなく、機械をうまく活用する方法までその場でチェックできます。
複数社の製品を同条件で試せるので、導入検討の精度が格段に上がります。
仕入れ・取引先の発掘チャンス
BtoB商談コーナーでは購買担当と営業担当が直接交渉でき、リードタイムやロットなど具体的な条件を短期間で詰められます。
産地限定素材やOEM先を探す場合でも、一度の来場で数十社と名刺交換できる効率の良さが魅力です。
食品展示会の評価では「試作品の委託先をその場で決定できた」との声も多く、展示会は新規取引先を開拓する最短ルートと言えます。
販促・商品開発のヒントが得られる
競合ブースのレイアウトや試食プレゼンを観察すると、売場づくりやPOP訴求の工夫が浮き彫りになります。
また、最新調理ロボやAI需要予測といった効率化ソリューションも展示されており、「人手不足を解消するレイアウト」「DXを活用した販促」など具体策を持ち帰れるのも大きなメリットです。
このため、食品展示会に出展している企業と繋がれるだけでなく、今後自社で出展する際の参考になる点も魅力の一つです。
株式会社コバードの展示会出展実績と強み
株式会社コバードは、独自の特許を取得している機械を提供しているだけでなく、さまざまな食品展示会にて積極的に出展を行っております。
年間多数の食品系展示会へ出展
株式会社コバードは、1894年創業の老舗食品機械メーカーとして、積極的な展示会出展活動を展開しています。
コバードは2024年にFOODEX JAPAN、ファベックス関西、ホテル・レストラン・ショーなど年間10件以上の食品関連展示会へ出展し、業界における存在感を高めています。
実際のブースでは、主力製品であるロボセブン最新機を中心に、包あん成形の実演デモンストレーションを行い、来場者の行列が絶えない人気を博しています。
製品だけでなく「価値提案」を重視した展示
コバードの展示会戦略において特徴的なのは、単純に機械を陳列するのではなく、顧客への価値提案を数値で明確に示している点です。
「歩留まり15%改善」「成形時間30%短縮」といった具体的な導入効果を提示することで、来場者に対して機械導入の投資対効果を明確に伝えています。
来場者が五感を通じて製品の価値を体感できる展示環境を構築し、単なる機械見学ではなく、実際の導入効果を実感できる場を提供しています。
FOOMAなど2025年開催のイベントにも多数出展
2025年度においても、コバードは主要展示会への積極的な出展を予定しています。
次年度の展示会では、新型ロボセブンシリーズやマジックハンド最新モデルの実演を企画中です。
これらの新しい体験型コンテンツにより、来場者により深く製品の特徴を理解してもらう機会を創出し、商談機会の拡大を図っています。
株式会社コバードの主力機械
ここからは株式会社コバードの主力機械について、簡単にご紹介させていただきます。
食品展示会や食品機械に興味のある方は是非一度ご覧ください。
ロボセブンシリーズ
ロボセブンシリーズは、コバードの代表的な包あん成形機です。
菓子、パン、畜肉、すり身等、あらゆる食材に対応可能な汎用性の高さが特徴です。
大型量産機から卓上小型機まで幅広いラインナップを取り揃え、豊富な機能やオプションに対応し、顧客のニーズに合わせた柔軟な商品提案を実現しています。
マジックハンドシリーズ
マジックハンドシリーズは、2001年に開発された究極の手包み包せい機として提供している包あん成形機です。
手包み以上の高品質な製品を実現する技術力が評価され、あんぱん、カレーパンなどの具入りパンの製造において、お客様から高評価をいただいております。
同シリーズの開発により、コバードはパン製造業界向け市場への本格参入を果たし、現在では同分野における重要な地位を確立しています。
その他機種
コバードは包あん成形機以外にも、多様な食品製造機械を開発・製造しています。
例えば、超音波カッターは、ロールケーキやホールケーキ、生チョコ等を手作業よりも精密かつ美しく切断可能です。
また、どら焼き機、メロンパン成形機、ピザ成形機、きんつば焼き機など、特定の食品製造に特化した専用機械も製造しています。
これらの機械は、職人技術の機械化を通じて、品質の安定化と生産効率の向上を両立しており、リテールベーカリーから大型工場まで幅広いお客様にご愛用いただいております。
まとめ
2025年は全国で30件以上の食品展示会が予定されており、最新トレンドや商談の好機が数多く用意されています。
コバードは年間を通じて主要展示会へ出展し、機械そのものだけでなく「歩留まり改善」「品質安定」といった導入価値を体感型ブースで提案。
ロボセブン・マジックハンドを核に周辺機を組み合わせることで、食品製造ラインの課題をトータルで解決します。
展示会場で実機デモや試食を体験し、貴社の課題解決につながるヒントをぜひお持ち帰りください。