ピザ職人も驚く!ピザ機械の生産能力や実力・導入メリットを解説

2025/04/25

ピザを主力商品として売り出している中で、クリスマスなどの繁忙期に安定した生産をしたいが、「生産が追い付かない」「生産数を増やして売上をアップさせたい」と考えている事業者様もおられるのではないでしょうか。

ピザの機械といっても、オーブンやこね機、成型機など様々です。

本記事では、そんなピザの業務用機械の中でも、生地玉を伸ばして円形に成形するピザ成型機について解説します。

ピザ成形機とは?業務用導入のメリット

まずは、ピザ成型機や業務用機器の導入のメリットについて解説していきます。

ピザ成形機の基本機能

ピザ成型機は、生地を薄く押し広げる機械で、厚みやサイズを設定すれば均一のサイズ感でピザ生地を生産できます。

人の手で延ばす場合に起こりがちな厚みのムラや形の崩れを防いで味のブレを抑えられるだけでなく、品質にばらつきをなくし、リピーター確保も視野に入れた商品開発が可能になります。

ピザの機械を導入するメリット

ピザ成型機を導入するメリットは以下の通りです。

  • 作業時間の短縮
  • 品質の均一化
  • 人件費の削減
  • 教育コストの低減

ピザ成型機を導入する一番のメリットは作業時間の短縮による生産性の向上です。

人の手では1時間に40枚ほどしか円形に伸ばせなかった生地が、ピザ成型機を使えば全自動で1時間当たり数百枚の生地を生産できます。

このため、ピザ成型機を導入することで、生産数の向上が見込めます。また、新人の育成コストも大幅に削減できるため、人件費の見直しもできるでしょう。

ピザ成形機の種類と特徴

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ピザ成形機には、プレス式、ローラー式、ストレッチ式の3つがあります。

それぞれの特徴について詳しく解説します。

プレス式成形機

プレス式成形機は、上下のプレートで生地を押しつぶして成形するタイプです。

加熱された上面プレートにより、生地を素早く加工できます。アタッチメントを装着することで、簡単にピザの縁をつけることも可能です。

ローラー式成形機

ローラー式成形機は、ローラーで生地を伸ばして成形するタイプ

厚さの調整が容易で、多様な生地に対応可能です。プロの手で作るピザ生地と同じ触感を実現できます。

​成形中でも音が静かで、作業環境にも配慮されています。

ストレッチ式成形機

ストレッチ式成形機は、生地を引き伸ばして成形するタイプです。

手作りに近い仕上がりで、ナポリ風ピザや縁つきのピザに適しています。

生地を圧迫することがないため、ピザ生地を傷めることなく、手作りに近い成形を実現できます。

導入時の選定ポイント

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ピザの成形機を選ぶ際には以下のポイントを確認してください。

  • 生産量に応じた機種選定
  • 設置スペースの確認
  • メンテナンス性とサポート体制

生産量に応じた機種選定

ピザ成形機を選ぶ際には、1日のピザの生産数に応じて、適切な生産能力の機種を選ぶことが大切です。

例えば、ランチタイム、ディナータイムでピザが合計400枚必要であれば、1時間あたり100から200枚程度生産できる機械を選びましょう。

冷凍ピザを販売する工場では、1日の出荷数に合わせて選びましょう。

株式会社コバードが提供しているピザ成形機は、最大1,000個/列の生産が可能な機種を提供しています。

また、列を増やすことでさらに生産数を増やすことも可能です。

設置スペースの確認

機械のサイズと厨房や工場のスペースを確認し、無理なく設置できるかを検討します。

厨房や工場に設置する場合は、機械の「開閉」「搬入」「掃除」の動作が問題なく行えるかどうかの確認が必要です。

メンテナンス性とサポート体制

清掃のしやすさや、メーカーのサポート体制も重要な選定ポイントです。

日々の清掃やメンテナンスは機械の寿命にも関わるため、機械を選ぶ際にはメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。

また、メーカーのサポート体制についても確認が必要です。

メーカーによっては電話やビデオ通話による遠隔サポートや、現地でのトラブル解決や修理に対応しているメーカーなど様々です。

稼働率を重視する店舗や工場では、サポート体制も確認しておきましょう。

よくある質問(FAQ)

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ここからは、ピザ成形機に関するよくある質問について解説します。

Q1. 成形機で使用できる生地の種類は?

多くの機種は、加水率55〜70 %のナポリ風、48〜55 %のローマ風、セモリナ主体の高タンパク生地などに対応しています。

Q2. メンテナンスの頻度は?

メンテナンスの望ましい頻度は、以下の通りです。

  • 毎日:使用後の表面清拭と粉カス除去
  • 週1:プレート取り外し洗浄、ヒンジ部の給脂
  • 月1:ベルト張り調整・電装チェック
  • 年1:メーカーの点検サービス(ギア・ベアリング交換)

ただし、これらのメンテナンスは機械やメーカーのマニュアルにもよるので、あくまでも一般的なメンテナンス頻度や方法を紹介しています。

まとめ

ピザ成形機は「人に依存した工程」を「機械依存の管理」に置き換え、品質と利益を同時に引き上げる効果的な投資になります。

ピザ成型機を導入するメリットは以下の通りです。

  • 作業時間の短縮
  • 品質の均一化
  • 人件費の削減
  • 教育コストの低減

ピザ成型機は利便性の高い機械ではありますが、ただ導入するだけではその効果を存分に発揮できない可能性があります。

生産量や生産したいピザの種類を明確にし、メーカーと相談しながら導入を検討しましょう。

株式会社コバードでは、最大1000個/列を生産できるピザ成形機を提供しています。

生産できるピザ生地はナポリ風、ローマ風、アメリカンピザなど、様々な種類のピザに対応しています。

デモ機の運用や無料のカタログ配布も行っておりますので、気になる方は以下の問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

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