「FOOMA JAPAN 2025」出展!コバードの最新食品機械を一挙公開
食品製造業界の最前線を体感できる「FOOMA JAPAN 2025」が、2025年6月に東京ビッグサイトで開催されます。
約1,000社が出展し、5,000を超える最新ソリューションが一同に会する本展示会は、業界関係者にとって見逃せないイベントです。
自動化技術やサステナビリティへの取り組みなど、食品製造の未来を切り拓く技術が紹介されます。
本記事では、イベントの概要や参加費に加え、株式会社コバードの出展するブースや機械について詳しくご紹介します。
FOOMA JAPAN 2025とは?食品機械業界最大級の展示会
出展元:FOOMA JAPAN 2025 ~世界最大級の食品製造総合展~ 公式Webサイト|一般社団法人 日本食品機械工業会主催
「FOOMA JAPAN 2025」は、食品製造に関わる最新技術やソリューションを魅せる日本最大級の食品機械展示会です。
加工、包装、検査、搬送など、製造工程の各段階を網羅した製品や技術が展示され、製造業者や研究者、流通関係者まで幅広い層が来場する大きなイベントになります。
大手メーカーから独自技術を持つ中小企業やスタートアップまで、多彩な企業が参加し、商談や情報収集、技術導入の場として注目を集めています。
開催概要と基本情報
- 開催期間:2025年6月10日(火)~13日(金)
- 会場:東京ビッグサイト 東1~8ホール
- 主催:一般社団法人 日本食品機械工業会
- 出展企業数:約1,000社
- 展示ソリューション数:5,000以上
- 公式サイト:foomajapan.jp
FOOMA JAPAN 2025の出展企業
今回のFOOMAには、株式会社コバードをはじめ、株式会社愛産製作所、株式会社荒井鉄工所、株式会社イズミフードマシナリなど、食品機械の製造において高い技術力を持つ企業が多数出展します。
各社が独自の技術や製品を展示し、食品製造現場の課題解決を支援する多様な機械を提案する予定です。
さらに詳しい出展社リストは、公式サイトにて随時更新されているので、気になる機械や企業があるか確認してみましょう。
参考:出展社・出展製品検索
FOOMA JAPAN 2025の参加費
FOOMA JAPAN 2025の参加費は、事前登録を行えば入場料は無料ですが、登録なしの場合は1,000円の入場料がかかります。
このため、参加を予定している方は早めのオンライン登録がおすすめです。
登録方法などの詳細は、以下の公式サイト内の案内をご確認ください。
参考:来場事前登録
FOOMA JAPAN 2025に出展する当社のブースについて
ここからは、FOOMA JAPAN 2025に出展する当社のブースについて解説します。
株式会社コバードの企業概要
株式会社コバードは、福井県に本社を構える、食品工業用自動機械の製造・販売を手がける企業です。
主力製品には、包あん成形機、発酵生地用包成機、接続機・装置などがあり、食品製造の多様なニーズに応えています。
FOOMA JAPAN 2025では、東3ホールのブース番号3N-72に出展予定です。
- 所在地:福井県坂井市
- 事業内容:食品工業用自動機械の製造・販売
- 主な製品:包あん成形機、発酵生地用包成機、接続機・装置など
- コバードの出展ブース:東3N-72
FOOMA JAPAN 2025でのコバードの展示内容
ロボセブンシリーズ
ロボセブンシリーズは、他社には真似できないあらゆる食品の包あん成形が可能な機械です。
和菓子、洋菓子、惣菜、パン、冷凍食品など様々な食品の成形に対応しており、大量生産も容易に行えます。
FOOMA JAPAN 2025で展示予定の機械は以下の通りです。
- AR881
- AR880T
- SR7S
AR881
- 特徴:高精度な包あん成形が可能な自動機械
- 対応食品:和菓子、生菓子、パン、中華菓子、点心、惣菜など
- 生産能力:最高3,600個/時
- 製品重量:5g – 250g
AR881は、和菓子や洋菓子、パン、中華菓子、点心、惣菜など、多岐にわたる食品の包あん成形に対応した高精度な包あん成形機です。
手作業に近い品質を再現しつつ、最大で毎時300〜350kgの生産能力を持ち、製品重量は5〜350gまで対応可能です。
AR880T
- 特徴:多機能型で、さまざまな食品に対応
- 対応食品:和菓子、生菓子、パン、中華菓子、点心、惣菜など
- 生産能力:14,400個/時
- 製品重量:5g、100g、150g
AR880Tは、多機能型の包あん成形機で、和菓子や洋菓子、パンなど、さまざまな食品に対応可能です。
多品種少量生産にも適しており、製品の切り替えが容易な設計となっています。これにより、生産効率の向上と品質の安定化を図ることができます。
SR-7S
- 特徴:コンパクト設計で、省スペース化を実現
- 対応食品:和菓子、生菓子、パン、中華菓子、点心、惣菜など
- 生産能力:1,200個/時
- 製品重量:10g、70g
SR7Sは、コンパクト設計により省スペース化を実現したモデルで、小規模生産ラインへの導入に最適です。
限られたスペースでも高品質な製品を安定して生産できるため、店舗併設の工房や小規模事業者におすすめです。
マジックハンドシリーズ
マジックハンドシリーズは、パン生地などの発酵生地を包み込む機械です。
人の手包みを超える商品を製造できるため、品質と生産性の両方を向上させることができます。
MH-1
- 特徴:精密な動作で手包みを行う機械
- 対応食品:ドーナツ、中華饅頭、餡入りパン
- 生産能力:最大1,100個/時
- 商品形状:丸形、リーフ形(オプション)、パーカー形(オプション)
MH-1は、生地中央にフィリングを充填して包む機械で、人の手以上の商品を作れます。
手作業に近い繊細な動きを再現しているので、生産自動化により品質が落ちることはありません。
MH-S
- 特徴:高速動作と高い柔軟性を兼ね備えたモデル
- 対応食品:ドーナツ、中華饅頭、餡入りパン
- 生産能力:最大800個/時
- 商品形状:丸形、リーフ形(オプション)、パーカー形(オプション)
MH-Sは、先に紹介したMH-1と比べると生産能力は劣るものの、最新機能やコンパクトモデルながらも安定した生産ができる機械です。
リテールベーカリーや小規模工場におすすめできる機械になります。
その他の展示機械
AR330
- 特徴:精密な動作で手包みを行う機械
- 対応食品:ドーナツ、大福、白玉団子、餅アイス、マシュマロ
- 生産能力:4,800~22,000個/時
AR330は、最大4,800〜22,000個/時の生産が可能な包あん機です。
コバード独自の成形羽根(特許)による手もみ方式により、素材の品質を味を最大限に生かせます。
KZPM
- 特徴:食品素材に加圧・練り・せん断作用等を加えないシート成形機
- 対応食品:サブレ、クリームサンドクッキー、チョコチップスコーン
従来の成形機では傷みやすい素材、柔らかいクリーム状の素材の、今まで自動化・機械化をあきらめていたものでも自動でシート化できます。
超音波マルチカッター
- 特徴:超音波を利用したカッターで、断面を丁寧かつ綺麗にカットできる
- 対応食品:ホールケーキ・タルト・ロールケーキ・シートケーキなどのカット
音波マルチカッターは、超音波振動による高精度なカッティングを実現し、切断面が美しく、食品の品質を保持します。
ロールケーキやホールケーキなど、繊細なカットが求められる製品に向いています。
まとめ:コバードの技術で食品製造の未来を切り拓く
FOOMA JAPAN 2025は、食品機械業界における最新技術と革新を一堂に集めた展示会であり、業界関係者にとって見逃せないイベントです。
株式会社コバードは、長年にわたり食品工業用自動機械の製造・販売を手がけており、今回の展示会でもその技術力と製品群を披露します。
特に、包あん成形機や発酵生地用包成機、接続機・装置など、多様な食品に対応した機械開発に注力しており、オリジナル自動機の相談・導入支援サービスやアフターメンテナンス体制が強みです。
展示会では、ロボセブンシリーズやマジックハンドシリーズ、超音波マルチカッターなど、最新の製品を実際にご覧いただける機会となっております。
ぜひ、コバードのブース(東3N-72)にお立ち寄りいただき、食品製造の未来を切り拓く技術をご体感ください。
なお、FOOMAのご来場は事前登録(無料)がおすすめです。
登録を済ませてQUICK PASSを印刷しておくと、当日スムーズにご入場いただけます。ぜひお早めにお手続きをお済ませください。
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