【FOOMA JAPAN 2026完全ガイド】開催概要・見どころ・出展分野を徹底解説|コバード展示機種も紹介
「人手が足りない」「製造コストを下げたい」「品質のばらつきをなくしたい」
食品製造に関わる現場が抱えるこうした課題に、一度に向き合える場所があります。
それがFOOMA JAPAN(国際食品工業展)です。
2026年のFOOMAは、人手不足・自動化・DX・サステナビリティといった食品業界の課題がかつてなく前面に出る年になると予想されています。
本記事では、FOOMAの基本情報・来場すべき理由・注目分野から、コバード株式会社の出展機種まで、来場前に知っておきたい情報を余すところなく解説します。

FOOMAとは?世界最大級の食品製造総合展を徹底解説

FOOMAは毎年東京ビッグサイトで開催される、世界最大級の食品製造関連展示会です。
食品機械・包装設備・ロボット・AI・衛生管理・フードテックまで、食品製造に関わるあらゆる技術とソリューションが一堂に集まります。
出展社数は例年800〜1000社を超え、来場者数は4日間で10万人以上に上るなど、国内食品業界にとって最も重要な年間イベントのひとつとして定着しています。
実機デモを目の前で見て、担当者と直接話し、自社の課題に合ったソリューションをその場で探せる場所です。「カタログでは伝わらないもの」を体感できることが、FOOMAに足を運ぶ最大の価値です。
FOOMAが食品業界に与える影響
FOOMAは単なる展示の場を超えて、食品業界全体のトレンドの方向性を示すバロメーターとしても機能しています。
各年のテーマ設定・注目出展内容・来場者の関心領域から、業界が直面している課題と、その解決策として何が注目されているかが見えてきます。
2020年代以降のFOOMAでは、省人化・自動化・DX・衛生強化・サステナビリティという5つのテーマが継続的に存在感を増しています。
これは食品製造現場が抱える構造的な課題である人手不足・原材料費の上昇・食品安全への要求強化を反映したものです。
毎年の開催が、業界の「現在地」を確認し「次の一手」を考える機会になっています。
FOOMA JAPANの開催日程・会場
FOOMA JAPAN 2026は、東京ビッグサイト(東京国際展示場)東展示棟を全館使用して開催されます。
- 会期: 2026年6月2日(火)~6月5日(金)
- 時間: 10:00~17:00
過去最大級となったFOOMA JAPAN 2024では、出展社数983社、来場者数113,777名を記録しました。
2026年もこの勢いを維持し、世界中から最新鋭の食品機械が集結します。
FOOMA JAPANの入場方法・来場登録の流れ
FOOMA JAPANへの来場には、事前の来場者登録が必要です。
来場登録の手順は以下の通りです。
- 公式サイトへアクセス:FOOMA JAPANの公式ウェブサイト内にある登録フォームを開く
- 必要事項の入力:氏名、会社名、業種などの情報を入力
- 来場者バッジの発行:登録完了後、マイページから「来場者バッジ」を発行(印刷またはQRコード表示)
- 会場へ持参:当日は印刷したバッジ、もしくはスマートフォンの画面を提示して入場
FOOMAアプリも積極的に活用しましょう。
出展社の検索・会場マップの確認・気になるブースのブックマーク・セミナースケジュールの管理など、来場前の計画立案から当日のナビゲーションまで対応しています。
4日間で800〜1,000社以上という規模の展示会では、事前に訪問したいブースを絞り込んでおくことが会場を効率的にまわる鍵になります。
FOOMAに来場すべき5つの理由

FOOMAに来場すべき5つの理由を、それぞれ詳しく解説します。
最新食品機械・ロボット技術を一度に比較できる
FOOMAの最大の価値は、食品製造に関わる最新技術を一箇所で横断的に比較できることです。
同じ食品機械でも複数のメーカーが出展しており、仕様・価格・サポート体制を同じ会場内で比較検討できます。
通常、複数メーカーの製品を比較しようとすると、個別に営業担当者を呼んでデモを受けるという手間が発生します。
FOOMAではこの工程を一度の来場で完結できるため、設備投資の検討効率が格段に上がります。
「どのメーカーのどの機械が自社に合うか」という判断を短期間で下せることが、来場する実務的なメリットです。
DX・GX・省人化ソリューションが集結
2026年のFOOMAでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)・グリーントランスフォーメーション(GX)・省人化という3つのキーワードに関連する出展が例年以上に充実することが予想されます。
生産ラインのデータ収集・分析・予知保全を可能にするIoTシステム、消費エネルギーを削減する省エネ設備、人員を必要としない完全自動ラインなど、食品製造の構造的な課題に正面から向き合うソリューションが集まります。
「自社のライン改善にどの技術を使えばいいか」を探している担当者にとって、これほど情報が集約された場は他にありません。
「DX化を進めたい」と考える企業にとっては、特におすすめできる展示会となっています。
実機デモで導入後のイメージが具体化できる
カタログや動画では伝わらない「実際の稼働感」を体感できることは、FOOMAならではの価値です。
例えば、機械の音・スピード・操作性・仕上がりのクオリティなどは、実際に見て触れてみなければわかりません。
「導入してみたら思っていたものと違った」という失敗を防ぐためにも、FOOMAでの実機確認は設備投資を判断する上で重要な機会です。
担当者に直接質問できる環境も、カタログ検討との大きな違いです。
ビジネスマッチングの場として活用できる
FOOMAは製品を見るだけでなく、商談・情報交換・パートナー探しの場としても機能しています。
出展者との商談はもちろん、同じ課題を持つ他社の担当者との情報交換も、展示会という場ならではの出会いから生まれます。
FOOMAに出展する企業の担当者は、通常の営業訪問より詳しい情報・最新情報を持って臨んでいるので、「うちの現場のこういう課題を解決できるか?」という具体的な相談を持ちかける絶好の機会です。
事前にアポイントを入れておくと、より密度の高い商談が実現します。
補助金・投資情報も収集できる
設備投資を検討している企業にとって、FOOMAはカタログ補助金をはじめとする補助金情報を収集できる場でもあります。
補助金対象製品を展示しているメーカーのブースでは、補助金の活用方法・申請のポイント・対象要件についての説明を受けることができます。
「機械は欲しいが初期投資が課題」という企業にとって、補助金を活用した導入スキームの理解は意思決定を大きく変える情報です。
来場前に補助金の基礎知識を持っておくと、より実りある商談につながります。
カタログ補助金については以下の記事で詳しく解説しています。
参考:【2026年最新版】カタログ補助金とは?対象企業・要件・活用イメージまで完全解説|自社が使えるか今すぐ分かる
FOOMAで注目したい展示

当日は21の分野の食品製造ブースが用意されています。
FOOMAで確認しておきたい展示は以下の通りです。
| 注目展示分野 | 主な展示内容・設備 | 来場のメリット・解決できる課題 |
|---|---|---|
| 原料処理・食品製造 | 洗浄、切断、混合、成形、包あん、調理機械など | 製造ラインの基幹部分を強化し、生産能力の向上や品質の安定化を実現する。 |
| 包装・充填・搬送 | 袋・箱・トレーへの充填、包装、ラベリング、搬送システム | 包装工程の自動化により、省人化と大幅なコスト削減を追求する。 |
| ロボット・AI・フードテック | 協働ロボット、画像認識、需要予測AI、スマート農業 | デジタル技術を導入し、深刻な人手不足の解消や製造現場のDXを推進する。 |
| 衛生・品質管理・検査 | 異物検出(X線・金属)、微生物検査、トレーサビリティ | 検査体制を高度化し、食品事故の防止とブランドの信頼性を担保する。 |
| 環境対策・省エネ | 廃棄物削減、CO2低減、水使用量最適化、省エネ設備 | サステナビリティ経営(SDGs)への具体的な取り組みとコストカットを両立する。 |
詳しくはFOOMA公式サイトをご確認ください。
参考:FOOMA JAPAN 2026 ~世界最大級の食品製造総合展~ 公式Webサイト|一般社団法人 日本食品機械工業会主催
食品工場の課題とFOOMAが示す未来

現在の食品製造業界は、これまでの延長線上では立ち行かない「構造的な転換期」の真っ只中にあります。
例えば、原材料価格の高騰、深刻さを増す労働力不足、世界的に加速するサステナビリティへの要請など現場が抱える悩みは、もはや一つの設備導入だけで解決できるほど単純ではありません。
FOOMA JAPAN 2026は、こうした複雑な課題に対する「最適解」を提示する、いわば食品産業の未来図です。
ここからは、今まさに食品製造の現場で直面している4つの主要課題を整理し、FOOMAでの展示がそれらをどう解決へと導くのか、その道筋を紐解きます。
人手不足と自動化の加速
日本の食品製造業は慢性的な人手不足に直面しています。
採用難・定着率の低下・ベテランの退職という三重の課題が重なり、「人を増やす」という選択肢が現実的でなくなってきています。
FOOMAはこの課題への解答として、定型工程を機械が担う自動化ソリューションを多数展示しています。
包あん・成形・搬送・検査など、これまで手作業に依存していた工程を機械化することで、少人数でも安定した生産量を維持できる体制を構築する道筋が見えてきます。
原材料高騰と省力化投資
原材料費・エネルギーコスト・人件費の上昇が続くなか、製造コストの削減は多くの食品メーカーにとって急務です。
省力化設備への投資は初期費用こそかかりますが、長期的には固定費の削減・歩留まり向上・品質の安定化という形で収益に貢献します。
補助金制度を活用することで初期投資の自己負担を軽減できることも、FOOMAでの情報収集テーマのひとつとして重要性が増しています。
トレーサビリティと品質管理強化
食品安全に対する消費者・取引先・規制当局の要求水準は年々高まっています。
原材料から製品出荷まで一貫した記録・追跡を可能にするトレーサビリティシステムの導入は、食品事故発生時の迅速な対応とブランド保護に直結します。
FOOMAではIoTセンサー・生産管理システム・検査機器の連携によるトレーサビリティの全体像を把握できる展示が充実しており、「何から導入すべきか」の優先順位を整理する機会として活用できます。
サステナブル経営への転換
食品ロスの削減・包材の環境負荷低減・CO2排出量の管理は、企業規模を問わず取り組みを求められるテーマになっています。
FOOMAでは生分解性包材・省エネ設備・廃棄物ゼロを目指す加工技術など、サステナブル経営を支えるソリューションが集まります。
単なる「環境への配慮」ではなく、コスト削減・取引先からの評価向上・ブランド価値の向上という経営メリットと結びついた取り組みとして、具体的な導入事例を学べる場です。
FOOMAで注目される食品製造メーカー「株式会社コバード」

株式会社コバードは、食品向け包あん機・成形機のリーディングメーカーとして、長年にわたって食品製造現場の省力化・自動化を支援してきた実績を持ちます。
創業以来、「食品製造の現場が本当に必要とする機械を作る」という姿勢を貫き、包あん・成形・カットという食品製造の核心となる工程に特化した技術を磨き続けています。
和菓子・洋菓子・パン・惣菜など多様な食品カテゴリに対応できる製品ラインナップは、大手食品メーカーから中小規模の製造業者まで幅広いユーザーに採用されています。
コバードの機械が解決する食品工場の課題
コバードの機械を導入することで、これまで熟練の職人技に頼っていた包あん・成形工程を自動化し、人員を増やさずともバラツキのない高品質な製品を安定して量産できる体制を構築できます。
1台で多彩なメニューに柔軟に対応できる機動性を持ちながら、補助金を活用して初期投資を大幅に抑えて導入できるため、コスト最小限で製造現場の省力化と競争力強化を同時に実現する強力な切り札となります。
FOOMA出展予定|コバードの展示機種一覧
コバードがFOOMAで出展する予定の機械は以下の通りです。
- スーパー包あん成形機ロボセブンシリーズ
- マジックハンドシリーズ
- 超音波マルチカッター
- シート成形機
それでは詳しく解説します。
スーパー包あん成形機ロボセブンシリーズ

ロボセブンシリーズはコバードの主力製品であり、あん・クリーム・チーズなどさまざまなフィリングを生地で包む工程を高精度・高速で自動化します。
包あんの形状・サイズ・フィリング量を均一に保ちながら大量生産に対応できる設計で、和菓子・洋菓子・パンなど幅広い食品に活用されています。
マジックハンドシリーズ

マジックハンドシリーズは、手作業に近い自然な包あん動作を機械で忠実に再現することを追求したモデルです。
職人が長年かけて習得してきた包み方の技術を機械化することで、品質を維持しながら量産体制を構築できます。
少量多品種の製造環境にも対応しやすい柔軟性を持ちます。
超音波マルチカッター

超音波振動を活用したカッターで、フィリングを含む粘り気の強い食品の切断に特化した機械です。
通常のカッターでは切り口が潰れやすい製品でも、きれいな断面を維持しながら高速カットができます。ケーキやロールケーキはもちろん、クリームパン・あんパン・和菓子など、見た目の品質にこだわる製品に向いています。
シート成形機

生地をシート状に均一な厚みで伸ばす工程を自動化する機械です。
手作業では難しい一定の厚みと均一な面積への成形を実現し、後工程の包あん・カット・焼成の精度向上にも貢献します。
パイ生地・クッキー生地・餃子の皮など幅広い食品に対応できます。
FOOMAに関するよくある質問
ここからはFOOMAに関するよくある質問に回答します。
FOOMAは一般入場できる?
FOOMAは食品製造に関わる業界関係者を主な対象とした専門展示会です。
来場には事前の来場者登録が必要で、職業・所属会社・業種などの情報入力を求められます。
一般消費者向けの展示会ではありませんが、食品関連の仕事に就いている方であれば幅広く来場が可能です。
事前登録を完了すれば当日は来場者バッジで入場できます。
FOOMAの入場料は?
来場者登録を行えば入場は無料です。
事前登録なしで当日登録する場合も基本的に無料ですが、一部の有料セミナーやプログラムは別途費用が必要な場合があります。
4日間の開催期間中、登録した来場者バッジで再入場が可能です。
FOOMAが何日あれば回れる?
出展社数が1000社を超えるFOOMAを全て回ろうとすれば、4日間でも時間が足りないほどの規模です。
効率よく回るためには、事前にFOOMAアプリや公式サイトで訪問したいブースをリストアップし、優先順位をつけておくことが重要です。
FOOMAは食品工場以外でも参加できる?
食品機械・包装・ロボット・衛生管理などに関わるメーカー・商社・ITシステム会社・コンサルティング会社など、食品製造を取り巻くあらゆる業種の方が参加しています。
食品工場への設備提供を検討しているメーカーや、新規取引先を探している企業にとっても、ビジネスマッチングの場として活用できます。
まとめ
FOOMA JAPANは「展示会に行く」というより、「食品製造の現在地と未来を体感しに行く」という感覚に近い場所です。人手不足・原材料高騰・品質管理強化・サステナビリティといった業界が直面する課題に対して、最前線の技術とソリューションが一堂に集まっています。
カタログや動画では伝わらない実機の稼働感、担当者との直接対話、他社事例の情報収集など、こうした体験がFOOMAならではの価値であり、設備投資判断の精度を高める最短ルートです。
コバード株式会社もFOOMAに出展し、包あん・成形・カットの工程自動化に関する最新機種を展示します。「自社の製造ラインのどこを改善すべきか」「補助金を活用してどんな機械が導入できるか」という具体的な相談も、展示会の場で直接受け付けています。
2026年のFOOMAへの来場を、ぜひ次の設備投資を考える第一歩として活用してください。

