モバックショウとは?業界人必見の展示会、その魅力と注目ポイント
モバックショウは、製パン・製菓業界の最新技術やトレンドが集結する日本最大級の展示会です。
業界をリードする企業やプロフェッショナルが集まり、未来の食文化を共に創造する場を提供しています。
そこで本記事では、モバックショウの魅力や参加するメリットについて詳しく解説します。
モバックショウとは?イベントの魅力やテーマを紹介
まずモバックショウのテーマや魅力、注目すべきポイントを紹介します。
「未来の食文化を創造する」がテーマ
モバックショウ2025は「未来の食文化を創造する」をテーマに、製パン・製菓業界の最前線を体験できるイベントです。
製パンや製菓業界の最新技術を展示し、業界の未来を形作るアイデアや革新的な技術を紹介します。
このイベントでは、最新の機械や製造プロセスが一堂に会し、製パン・製菓業界だけでなく、幅広い食文化の可能性を探ることができます。
具体例として、前回のモバックショウでは、AIを活用した自動化設備や、環境配慮型の包装技術が注目を集めました。
過去の「モバックショウ2023」でのデイジイラボとコバードの展示の様子につきましては、こちらの記事からもご確認いただけます。
このような最先端技術を直接体験することで、参加者は業界の未来を形作るためのヒントを得ることができます。モバックショウは、業界関係者だけでなく、食文化に興味を持つ一般来場者も楽しめるイベントです。
五感を刺激するデモンストレーション
モバックショウの最大の魅力の一つが、迫力あるデモンストレーションです。実際に機械が稼働する様子や、熟練の職人による製造技術の実演を間近で見ることができます。
これにより、単なる展示会では味わえない臨場感と、技術の可能性を五感で体感できるのです。
株式会社コバードは、包成機「マジックハンド」などを使ったデモを実施し、その精密な技術を来場者に披露します。
機械を用いて実演を行うため、導入後の製造工程をイメージしていただきやすいです。
ビジネスチャンスを広げる異業種コラボレーション
モバックショウは、製パン・製菓業界の技術者や企業だけでなく、異業種からの参加者にもビジネスチャンスを提供します。
食品製造に関連する技術や製品が多岐にわたるため、異業種からの技術やサービスとのコラボレーションが生まれやすいのが特徴です。
たとえば、食品包装技術を提供する企業と製菓メーカーが共同で新しいエコ包装を開発した事例もあります。
このように、モバックショウは新たなビジネスアイデアを生む場としても注目されています。
最新の技術革新とトレンド情報をキャッチ
モバックショウでは、次世代の製パン・製菓技術をいち早く体験できます。AIやロボット技術を活用した自動化設備や、新しい原材料の活用法、環境に配慮した製造技術など、業界をリードする情報が満載です。
また、当日は専門家によるセミナーも実施されます。セミナーでは、最新の業界動向や技術革新の事例が紹介され、学びの場としても充実しています。
これにより、参加者は知識を深めると同時に、具体的なビジネスへの応用イメージをつかむことができます。
モバックショウ2025の概要
ここからはモバックショウ2025が開催される場所やスケジュールを紹介します。
モバックショウの開催地は「インテックス大阪」
モバックショウ2025は、大阪市の「インテックス大阪」で開催されます。
南港エリアに位置するインテックス大阪は、アクセスの良さが魅力です。地下鉄中央線コスモスクエア駅から徒歩圏内で、関西国際空港や新大阪駅からもスムーズに移動できます。
広大な展示スペースを有するインテックス大阪は、大型イベントに適した会場です。多くの出展ブースが配置される予定で、最新技術や製品に触れる絶好のチャンスとなります。
開催期間とスケジュール
モバックショウ2025は、2025年2月18日(火)から2月21日(金)までの4日間開催されます。
平日に行われるため、ビジネス関係者が落ち着いて訪れることができます。
会場内では、デモンストレーションやセミナーなど、スケジュールが充実しており、来場者が一日中楽しめる内容となっています。
見どころは「特設イベントコーナー」
モバックショウ2025の特設イベントコーナーでは、最新の機械や技術が一堂に展示されます。
たとえば、自動化機械の実演や、有名シェフや名人によるデモンストレーションなども行われるので、ここでしか体験できない展示が盛りだくさんです。
来場登録は公式サイトから簡単
モバックショウへの参加には来場事前登録が必要です。
来場事前登録を行った後は、4つ折りの「来場者証」を会場に持参してください。
万が一「来場者証」を忘れても、事前登録の情報があれば入場可能です。
モバックショウをもっと楽しむためのポイント
モバックショウでは機械の実演を見るだけでなく、機械導入の最新事例をはじめ今後の展望を学べるセミナー等も実施しています。
来場前に以下のポイントを押さえておけば、よりモバックショウを楽しめるはずです。
モバックセミナーで最新情報を学ぶ
モバックショウでは、製パン・製菓業界の最新情報を学べるセミナーが開催されます。
セミナーはオンライン・オフラインの両方で実施されるため、現地に足を運べない方でも参加可能です。
専門家による講演では、新しいトレンドや技術革新の事例が紹介されます。
たとえば、2025年にはAIを活用した生産効率化の事例や、環境に優しい製造プロセスの解説が予定されています。
これらの情報は、今後の事業展開や技術開発の参考となるでしょう。セミナーへの参加を通じて、業界の最新動向を深く理解し、ビジネスに活かすことができます。
弊社コバードも2月20日(木)15:30からセミナー登壇を予定しております。
「菓子パン工場向けのAI検査機及びロボットの最新提案」についてお話しさせていただくので、気になる方はぜひセミナー会場へお立ち寄りください。
セミナーテーマ
菓子・パン工場向けのAI検査機及びロボットの最新提案
講師
株式会社エイアイキューブ 代表取締役社長 久保田由美恵様
株式会社三明 代表取締役社長 笠井茂様
セミナー構成
菓子パン工場向けのAI検査機及びロボットの最新提案
モバックショウはどんな人におすすめ?
モバックショウは以下のような方におすすめできるイベントです。
- 製パン・製菓業界のプロフェッショナル
- 食文化に関心がある一般来場者
- 異業種からの参入を目指す企業
それでは詳しく解説します。
製パン・製菓業界のプロフェッショナル
モバックショウは、製パン・製菓業界に携わるプロフェッショナルに最適なイベントです。
新技術や最新の市場トレンドを把握することで、ビジネスの競争力を高められます。また、異業種とのコラボレーションのヒントを得ることも可能です。
たとえば、製パン技術に特化した自動化機器や、製菓のデザイン性を高める新素材が展示されるため、業界関係者にとっては見逃せない内容となっています。
食文化に関心がある一般来場者
食文化に興味を持つ一般来場者にとっても、モバックショウは魅力的なイベントです。
業界の裏側を知ることで、普段口にするパンやお菓子の製造過程を学ぶ良い機会となります。また、実演や試食イベントを通じて、楽しみながら知識を深めることができます。
たとえば、プロの職人が実演するパン作りの技術や、最新設備で製造されたお菓子の試食は、普段体験できない貴重な機会です。
異業種からの参入を目指す企業
モバックショウは、異業種から製パン・製菓業界への参入を検討している企業にとっても、有益な情報をキャッチできる場所になるでしょう。
業界の最新技術やトレンドを学ぶことで、新たなビジネスチャンスを見つけることができます。
たとえば、食品包装業界やAI技術を活用する企業が、モバックショウで得た知見をもとに製菓業界向けの商品やサービスを開発する事例も増えています。
モバックショウで展示・実演予定のコバード機械一覧
弊社コバードが当日モバックショウで展示・実演する予定の機種は以下の通りです。
- ロボセブン AR-881:実演あり:氷皮月餅、乳菓饅頭(ビリケンさん饅頭)
- 生地連続包あん機 AR-330(新機種):実演あり:求肥大福
- パイ生地充填成形機 FFMP-N(新機種):実演あり:折りパイ饅頭
- マジックハンド MH-1W:実演あり:スーピン(酥餅)
- マジックハンド MH-1:実演あり:あんぱん、カレーパン
- シート成形機 KZPM:実演あり:スコーン、ガレット
- 超音波マルチカッター:実演あり:フルーツタルトケーキ、エンガディーナ
- メロンパン成形機:実演あり:メロンパン
- SMALLロボセブンスーパー SRー7S:実演あり:ガナッシュチョコレート
- マジックハンドスマート MH-S:実演あり:あんぱん
- マジックハンド MH4W :展示のみ
モバックショウでは、上記の機械で実際に商品を製造する過程をご自身の目で確かめることができます。
添付画像にもある通り、ただ商品を製造するだけでなく、コラボ企業の担当者様や弊社スタッフが説明しながら製造を行うので、イメージを具体化しやすいはずです。
よくある質問(FAQ)
ここからはモバックショウに関するよくある質問について解説します。
- モバックショウ2025 大阪会場へのアクセス方法は?
- モバックショウ2025の入場料は?
- モバックショウ2023の入場者数は?
それでは詳しく解説します。
モバックショウ2025(大阪)へのアクセス方法は?
モバックショウ2025は、大阪市南港の「インテックス大阪」で開催されます。
最寄り駅は地下鉄中央線のコスモスクエア駅で、徒歩10分程度となっております。
また、新大阪駅からもアクセスが良く、関西国際空港からは直通リムジンバスで約50分、電車で約90分と、国内外からの来場者に便利な立地です。
- 会場:インテックス大阪(南港) 1・2・3・4・5(A)号館
- 住所:大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102
モバックショウ2025の入場料は?
モバックショウの入場料は無料です。
ただし、来場するためには「来場事前登録」が必要なので、事前に登録しておきましょう。
モバックショウ2023の入場者数は?
2023年に幕張メッセで行われたモバックショウでは、国内外から来場者を集めています。
- 国内 32,281人
- 海外 1,574人
- 合計 33,855人
参考:2023モバックショウの入場登録者数 | 2025モバックショウ
この結果を見ると、国内だけでなく海外にもアピールできることが伺えます。
まとめ
モバックショウは、製パン・製菓業界における最新技術とトレンドを体験できる日本最大級の展示会です。
業界のプロフェッショナルから食文化に興味を持つ一般来場者、さらには異業種から参入を目指す企業まで、幅広い参加者が楽しめる内容となっています。
2025年はインテックス大阪で開催され、アクセスの良さや充実したプログラムが魅力です。特設イベントコーナーやセミナーでは、技術革新の現場を体感できると同時に、新たなビジネスの可能性を発見するチャンスも広がります。
入場無料と気軽に楽しめるので、来場事前登録を行い、最新の製造機械に見て・触れてみてください。