2026年10月13日(火)〜16日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026(東京国際包装展)」は、食品・医薬品・化粧品・物流・環境など、業種を横断した課題解決のヒントが詰まった日本最大級の総合包装展示会です。
人手不足を解消する自動化・省力化技術や最新の環境配慮型素材、AI・ロボティクスを活用した次世代の製造ソリューションが一堂に集結します。
本記事では、TOKYO PACK 2026の開催概要や入場方法、見どころから来場メリットまでを徹底解説します。
TOKYO PACK 2026とは

TOKYO PACK(東京国際包装展)は、包装資材・容器・包装機械を中心に、調達・生産・販売・消費・廃棄リサイクル・物流に至るまで、あらゆる分野を網羅した日本最大級の国際総合包装展示会です。
「包装関係者だけの展示会」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際は食品・医薬品・化粧品・電子部品・物流・環境など、業種を横断した幅広い分野の企業が出展しています。
「自社は包装専業ではないから関係ない」と思っている製造業・流通業・素材メーカーの担当者にとっても、課題解決のヒントを見つけられる場として選ばれています。
2026年は東京ビッグサイトを会場に、国内外から多数の出展社が集結する予定です。
JAPAN PACKとの違い
「TOKYO PACK」と「JAPAN PACK」は、どちらも包装業界の大型展示会ですが、主催団体・開催地・開催年が異なります。
TOKYO PACKは公益社団法人日本包装技術協会(JPI)が主催し、東京ビッグサイトで隔年(偶数年)に開催されます。
一方JAPAN PACKは日本包装機械工業会が主催し、主に東京ビックサイトで隔年に開催されます。つまり両展は交互に開催される関係にあり、毎年どちらかの大規模な包装展示会が開かれていることになります。
包装機械に特化した色合いが強いJAPAN PACKに対し、TOKYO PACKは資材・容器・技術・環境といった幅広いカテゴリーをカバーする「総合的な包装展」という位置づけです。
JAPAN PACKについては、以下を参考にしてください。
TOKYO PACK 2026のテーマ「包みの技術で世界に優しさを」に見る注目キーワード

2026年のテーマ「包みの技術で世界に優しさを」には、現在の包装業界が直面する4つの方向性が凝縮されています。
| 注目分野 | 業界の背景・現状 | 展示内容・注目ポイント |
|---|---|---|
| 環境配慮(エコ包装) | 規制強化や消費者意識の変化により、環境配慮型包装の需要が年々増加 | プラスチック削減、バイオマス素材、リサイクル対応包材などの環境ソリューション |
| 機能(自動化・省力化技術) | 人手不足の深刻化に伴い、包装ラインの自動化・省人化が急務 | 充填・成形・検査・搬送などのラインを自動化する最新機器や設備 |
| 次世代技術(IoT・AI・ロボティクス) | スマートファクトリーの実現や製造DXの推進に向けた現場活用が拡大 | IoTセンサー、AI検査システム、協働ロボットの実機展示およびデモンストレーション |
| 印刷・表示技術 | パッケージの意匠性向上や、デジタル技術と連携した情報表示への注目 | パッケージデザイン、QRコードやRFIDと連携した最新の印刷・表示イノベーション |
TOKYO PACK 2026の見どころ
展示ブースだけでなく、セミナー・受賞式・相談窓口など、複数のプログラムが同時進行するのがTOKYO PACKの特徴です。
併催セミナー・国際色豊かなプログラム
TOKYO PACKでは展示会と並行して、包装技術・環境規制・グローバルトレンドをテーマにした専門セミナーが複数開催されます。
国内の業界専門家だけでなく、海外の包装団体や研究機関からの登壇者も多く、国際的な視点で包装業界の最前線を学べる場として定評があります。
事前申込制のプログラムも多いため、会期前に公式サイトでスケジュールを確認し、聴講したいセミナーを押さえておきましょう。
セミナー詳細はこちら
今後の製造に役立つ受賞式・フォーラム
TOKYO PACKでは「日本パッケージングコンテスト」の表彰式が行われます。
受賞作品が展示されており、機能性・デザイン性・環境配慮性の高い優れたパッケージを実際に確認できます。
受賞事例のトレンドを把握できるので、自社製品のパッケージ改善や新商品開発のヒントとして活用できるはずです。
業界フォーラムでは各分野の第一人者が課題と展望を発表するため、経営判断や設備投資の参考になる情報が得られます。
業界の今がわかるブース・パビリオンコーナー
TOKYO PACKでは出展社の個別ブース展示に加え、テーマ別パビリオンが設置されます。
環境・サステナビリティ、自動化・ロボティクス、デジタル印刷・表示技術など、特定テーマに絞って最新動向を効率よく把握できる構成は、限られた来場時間を有効に使ううえで役立ちます。
食品・医薬品・化粧品・電子部品・物流など、業種ごとの包装ニーズに応じた展示エリアを事前に把握しておくと、会場内の動線設計がしやすくなります。
知的財産の無料相談コーナー
TOKYO PACKでは、弁理士や知財の専門家に無料で相談できるコーナーが設置されます。
自社で開発した包装技術や機械に関する特許・実用新案・意匠の相談、他社との権利関係の確認など、普段なかなか相談する機会のない知財問題について専門家に直接質問できる場として活用できます。
技術開発や新製品立ち上げを検討している企業にとって、見逃せないサービスです。
TOKYO PACK 2026の来場メリット

展示会への参加を単なる業界動向の把握で終わらせてしまうのは、大きな機会損失です。
目的を持って来場することで、得られる成果は大きく変わります。
最新の包装技術・トレンドを一度に把握できる
包装業界の技術・素材・規制・消費者ニーズは常に変化しています。
通常これらの情報を収集するには、複数のメーカーや業界紙を追い続ける必要がありますが、TOKYO PACKでは国内外の最新情報が一堂に集まります。
1日の来場で業界全体の「今」と「これから」を俯瞰できる機会は、展示会でしか得られない価値です。特に設備の更新・パッケージのリニューアル・環境対応を検討している担当者には、情報収集の効率が格段に高まります。
複数メーカーを比較しながら課題解決の相談ができる
通常のメーカー商談では、1社の提案を聞いて次の商談を設定する必要があり、決裁までに時間がかかります。
ですが、TOKYO PACKでは同じ会場内に複数のメーカーが出展しているため、同日に複数社の担当者と話し、技術・価格・納期・サポート体制を横並びで比較することができます。
カタログだけでは分からない実機の動作・サイズ感・操作性を確認しながら相談できる点も、展示会ならではの利点です。
人脈作り・情報交換の場として活用できる
TOKYO PACKには、包装・製造・流通・素材・環境など多分野の専門家が集まります。同業他社との情報交換・仕入れ先の開拓・新たなビジネスパートナーとの出会いなど、展示ブースの外での交流も大きな収穫になります。
セミナーや受賞式などのプログラムに参加することで、共通の関心を持つ人とつながりやすくなります。「名刺交換の場」としての価値も、展示会参加の重要な目的の一つです。
TOKYO PACK 2026の開催概要と日程
TOKYO PACK 2026の開催概要と日程は以下の通りです。
TOKYO PACK 2026の開催日時・会場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示会名 | TOKYO PACK 2026(東京国際包装展) |
| 開催日時 | 2026年10月13日(火)〜16日(金) 10:00〜17:00 |
| 会場 | 東京ビッグサイト 東展示棟 |
| 主催 | 公益社団法人 日本包装技術協会(JPI) |
| 公式サイト | https://www.tokyo-pack.jp/ |
※開催情報は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
TOKYO PACK 2026の事前登録の方法
TOKYO PACKへの入場は事前登録制です。公式サイトから来場者登録を行うことで、当日の入場手続きがスムーズになります。登録はオンラインで完結し、発行されたQRコードを当日提示することで入場できます。
事前登録は無料で、登録することで公式からの最新情報・出展社情報・セミナー案内なども受け取れます。当日の混雑を避けるためにも、来場前に必ず事前登録を済ませておくことをおすすめします。
TOKYO PACK 2026の出展者情報
出展社のプレスリリース情報は、公式サイトのプレスリリース一覧ページからご確認いただけます。出展社ごとの展示内容・新製品情報・来場特典などが掲載されており、事前に来場計画を立てるうえで役立ちます。
TOKYO PACK 2026の来場方法
電車でのアクセス
りんかい線「国際展示場」駅から徒歩約7分、または「ゆりかもめ」「東京ビッグサイト」駅から徒歩約3分でアクセスできます。都心から直結しており、公共交通機関でのアクセスが便利です。
お車でのアクセス
首都高速「有明」出口から約5分です。会場周辺に有料駐車場があります。展示会開催期間中は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
入場について
事前登録を済ませた方は、QRコードを提示するだけで入場できます。当日受付も可能ですが、混雑時は時間がかかる場合があります。
TOKYO PACK 2026 株式会社コバードの出展情報

株式会社コバードは、TOKYO PACK 2026に出展予定です。包あん成形機・超音波カッターを中心に、食品製造の自動化・省人化に貢献するラインナップを展示します。
出展予定機種
| 機種名 | 機種概要 |
|---|---|
| ロボセブン AR-881 | 和菓子、洋菓子、惣菜、パン、冷凍食品、あらゆる食品の包あん成形ができるロボセブンシリーズ |
| スモールロボセブンスーパー SR-7S | 超小型ボディで小規模工場や店頭実演用に最適な包あん成形機 |
| マジックハンドスマート MHS-1 | パン生地などの発酵生地向けの手包み以上の本格派商品がつくれる包成機 |
| シート成形機 KZPM | 食品素材に加圧・練り・せん断作用等を加えない「ひっぱり成形」を採用した、画期的なシート成形機 |
| 生地連続包あん機 AR-330 | コバード独自の「成形羽根」職人的手もみ方式により小さい製品の大量生産に最適な高能率包あん機 |
| 超音波マルチカッター | 「超音波」技術を応用した食品向けカッター |
見どころ・デモンストレーション内容
コバードブースの最大の魅力は、実際に機械が動くデモンストレーションを目の前で見られる点です。包あん成形機による成形の様子・超音波カッターによるカットの精度など、カタログや動画では伝わりにくい「実際の動き・音・スピード」を体感していただけます。
「自社の商品に使えるか」「現在のラインに組み込めるか」といった具体的な疑問を、担当スタッフに直接相談できる機会としてもご活用ください。
なお、コバードはJAPAN PACK等の過去の展示会にも出展しており、実際の展示の様子や機械の動作については過去の展示会レポートをあわせてご参照ください。
TOKYO PACK 2026に関するよくある質問
入場にお金はかかる?
事前登録を行った方の入場は無料です。当日登録も可能ですが、混雑状況によっては手続きに時間がかかる場合があります。セミナーの一部は有料プログラムとなっている場合があるため、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
事前登録は必須?
必須ではありませんが、事前登録することでQRコードが発行され、当日の入場がスムーズです。
また、出展社情報・セミナー情報・最新ニュースのメール通知を受け取れるため、来場前の情報収集にも役立ちます。
複数人で参加可能?
複数人での来場が可能です。グループやチームでの参加の場合は、それぞれが個別に事前登録を行い、各自のQRコードを持参することで入場できます。商談・情報収集・セミナー聴講をチームで手分けすることで、限られた会期を最大限に活用できます。
まとめ
TOKYO PACK 2026は、包装資材・容器・包装機械を中心に、食品・医薬品・物流・環境など多分野の最新技術とトレンドが一堂に集まる国際総合包装展です。「包装専業でないから関係ない」という先入観は不要です。製造・調達・物流・環境対応のあらゆる場面でヒントと出会える展示会として、幅広い業種の担当者に参加の価値があります。
株式会社コバードはTOKYO PACK 2026に出展し、包あん成形機・超音波カッターのデモンストレーションを実施予定です。食品製造ラインの自動化・省人化に関心のある方は、ぜひコバードブースへお立ち寄りください。担当スタッフが課題のヒアリングから設備提案まで、丁寧にご対応します。

