家族で守り続けた和菓子の味を、もっと多くのお客様へ【スモールロボセブンスーパー(SR-7S)】

毎朝3時から続いていた製造を見直し、従来の倍以上の生産体制を実現した和菓子店の例
地域で長年親しまれてきた和菓子店。
毎朝店頭に並ぶ朝生菓子は、家族が早朝から一つひとつ丁寧につくり続けてきた味でした。
しかし、人手不足や働き方の変化により、その営みを続けることが少しずつ難しくなっていきます。
品質は守りたい。でも、もっと多くのお客様へ届けたい。
その想いから導入したのが、包あん成形機「スモールロボセブンスーパー(SR-7S)」でした。
業種 : 和菓子製造・販売(朝生菓子)
事業規模: 家族経営


01 導入前の課題
地域に根差し、親子三世代で通うお客様もいる和菓子店。
その味は、毎朝3時から始まる家族の手仕事によって支えられていた。

地域で長年愛されてきた和菓子店では、大福やおはぎなど、その日のうちに売り切る「朝生菓子」を製造しています。
店頭に並ぶ和菓子を楽しみに訪れるお客様のため、製造は、早いときには毎朝3時から始まります。
蒸気が立ち込める厨房で、一つひとつ手作業で包み、形を整え、開店までに商品を仕上げる。そんな日々を支えてきたのは、高齢になるご夫婦です。
しかし、夫婦二人で長時間かけても、製造できる数量には限界がありました。
「もっと多くのお客様へ届けたい」という想いはあっても、生産量を増やすことはできませんでした。
家族だから続けられた働き方。しかし、人手不足が事業継続の壁になっていた。
多くの町の和菓子店がそうであるように、早朝からの製造は家族経営だからこそ続けられてきた働き方です。
一方で、従業員に同じ働き方を求めることは簡単ではありません。早朝から勤務できる人材を確保することは難しく、人手不足によって増産や新商品の開発を諦めることも少なくありません。
品質は守りたい。けれど、このままでは家族の負担は増え続ける。
地元で愛される味を、これからも届け続けるためには、「手作りの良さを残しながら、生産性を高める方法」が必要になっていました。
02 導入までの経緯
「機械で手作りの味は本当に再現できるのか」。その不安に寄り添う試作と提案。

人手不足や早朝からの長時間労働を改善したいという思いはありました。しかし、長年手作業で和菓子をつくり続けてきた店主にとって、機械の導入は簡単に決断できるものではありません。
「機械で包んでも、今までと変わらない味や品質を守れるのだろうか。」
そんな不安に対し、コバードが提案したのは、実際に使用している生地や餡を使った試作です。
商品の仕上がりを一緒に確認しながら、形や大きさ、包あんの状態などを細かく調整。実際の商品で納得いくまで試せたことで、「これなら今までの味を守りながら製造できる」という安心感が生まれました。
機械を導入するだけではなく、お客様の商品に合わせて一緒に考え、最適な形を探していく。その伴走する姿勢が、導入への大きな後押しとなりました。
導入への最後の一歩を後押しした、補助金制度という選択肢
品質への不安が解消されても、小規模な和菓子店にとって設備投資は大きな決断です。
そこで国や県が実施している補助金の活用でした。
補助金制度を利用することで初期費用を抑えられることが分かり、設備投資へのハードルは大きく軽減。「これなら挑戦できる」という確信につながり、スモールロボセブンスーパーの導入を決断しました。
こうして、家族で守り続けてきた和菓子づくりに、新しい一歩が加わることになったのです。
03 スモールロボセブンスーパーを選んだ理由
試作で確認した、生産性というもう一つの価値
導入前の試作で、もう一つ決定打となったのが生産スピードでした。
これまで夫婦二人で約4時間かけて製造していた大福が、スモールロボセブンスーパーでは次々と包あんされます。試作を通じて、品質を維持しながら短時間で効率よく製造できることを確認できました。(生産能力は1時間あたり最大1,000個以上を計測※。)
製造時間を大幅に短縮できれば、早朝からの作業負担を軽減できるだけでなく、新商品の開発や接客など、これまで十分に時間を割けなかった仕事にも取り組めます。
小型・省スペースだから、今の作業場にそのまま導入できる
家族経営の和菓子店では、限られた作業場で製造を行っているケースが少なくありません。
スモールロボセブンスーパーは、小型・省スペース設計のため、大掛かりなレイアウト変更を行わずに導入しやすいことも特長です。
必要な能力を備えながらも、店舗の規模に合わせて無理なく導入できるため、小規模な和菓子店でも運用しやすい一台。品質・生産性・設置性のバランスが評価され、スモールロボセブンスーパーの採用につながりました。
04 導入後の成果
製造の壁を乗り越え、和菓子づくりに向き合う時間が生まれた
スモールロボセブンスーパーの導入によって、和菓子店の作業場は大きく変わりました。
これまで夫婦二人で4時間かけて行っていた包あん作業は大幅に効率化され、短時間でその日の販売分を準備できるようになりました。早朝からの作業負担が軽減されたことで、これまで製造に追われていた時間にもゆとりが生まれています。
その変化は、単に製造時間が短くなっただけではありません。
- 製造時間の短縮
→ 包あん工程を省力化し、早朝からの長時間作業を軽減。 - 販売機会の拡大
→ 生産能力の向上により、大量注文や催事への対応もしやすくなりました。 - 品質の安定
→ 一定の品質で製造できるようになり、安定した商品づくりにつながっています。
製造に追われる毎日から、和菓子づくりやお客様と向き合う時間を確保できる毎日へ。
品質を守りながら、生産性を高める。
その両立を実現できたことで、地域で愛され続ける和菓子を、これからもより多くのお客様へ届けられる環境が整いました。
お客様の声

「商品に寄り添う提案が、導入を後押ししてくれました」
「最初は、機械を導入することに不安がありました。長年手作業で作ってきたので、『本当に今までどおりの商品ができるのだろうか』という心配があったんです。
でも、コバードさんは実際に使っている生地や餡で何度も試作を重ねながら、こちらが求める品質に届くまで根気よく調整してくださいました。
私たちの商品やものづくりへのこだわりを理解した上で、『どうすれば品質を維持できるか』を一緒に考えていただけたことが、導入を決断する大きな後押しになりました。
また、補助金の活用についても丁寧にアドバイスしていただけたので、設備投資への不安も軽減され、安心して新しい一歩を踏み出すことができました。」
同じような課題をお持ちではありませんか?
- 人気商品があるのに生産量を増やせない
- 人手不足で製造現場が逼迫している
- 品質を維持したまま機械化したい
- 補助金を活用して設備導入を検討したい
コバードでは、お客様の商品や製造環境に合わせたテスト・ご提案を行っています。
まずはお気軽にご相談ください。
製品紹介

スモールロボセブン スーパー(SR-7S)
これまでにない超小型ボディで小規模工場や店頭実演用に最適な機種です。
部品も軽く、簡単操作で手軽に使えます。
連続生産ができる、小型でもパワフルな小型包あん成形機です。
- 最大生産能力 1,200個/時
- 製品重量: 10g – 70g (素材によって変わります)
- カラー液晶タッチパネルで簡単操作
- 100種類の製品生産データが登録可能 (No.0 – 99)
